もう〜い〜くつ寝〜ると お〜正月〜♪
皆様こんにちは!!もう年の瀬・・・あっという間に1年が終わろうとしています。
今年も新型コロナウィルスが蔓延し、不要不急の外出の自粛が求められ窮屈な思いをされた方が多いのではないでしょうか。まだまだ感染においては油断できませんが、年末年始は楽しく過ごしたいですよね😊
年末年始は自宅で、おせちに年越しそばにお雑煮に・・・美味しいものを食べて過ごす機会が増えると思います。ということで、本日は、年末年始には欠かせない食べ物・・・餅について注意喚起をしたいと思います。
では、早速いってみましょう!!!
お餅の危険性
お正月になると鏡餅を飾り、鏡開きには餅をいただく・・・日本の伝統的なお正月の過ごし方ですね😆ちなみに、2023年の鏡開きの日は、松の内が明けた1月11日(水)です。
年末年始には欠かせない餅ですが、実は恐しい一面も持ち合わせています・・・
海外では、餅のことをNew Year’s Silent Killer(正月の殺し屋)と呼ぶそうです。正月にやってきて静かに(窒息させて声も出せず)人を殺めるものとして毎年注意喚起がされています。
日本でも餅が喉に詰まり、窒息する事故のニュースが多いことは皆様も良くご存知だと思います。ですが年間でどのくらいの方が餅による窒息で救急搬送されているかご存知でしょうか??
東京消防庁によると、2016〜2020年における過去5年間のデータ上では、餅などによる窒息事故で救急搬送される方は年間100人程度いるそうです。そのうち12月〜1月の時期が最も多く、その90%以上が60歳以上の高齢者と言われています。加齢と共に嚥下機能(飲み込み機能)が衰退することが原因です。
誤嚥・窒息を防ぎステキな年末年始を
・・・とはいえやはり餅は美味しいので楽しく食べたいですよね。では安全に餅を召し上がっていただくためにどうすればいいかをお教えします♪
窒息を防ぐには、一つ目に餅を細かくして飲み込みやすくすることです。細かく小さくすることにより食べやすく飲み込みやすくなります。
二つ目は、嚥下機能(飲み込み機能)を向上させることが大事です。そのためには嚥下訓練の実施をお勧めします。私たちヴェンデ訪問看護ステーションでは実際に、嚥下機能が低下している方へ嚥下体操や飲み込みに必要な筋肉をほぐす体操を行い誤嚥防止に努めています!!また、発声に使う筋肉と嚥下に使う筋肉は同じ筋肉を使うことが多いので、会話を積極的にすることで嚥下機能の向上につながります。
楽しい会話で嚥下機能を向上させ、ステキなお正月をお過ごしくださいね!!