新横浜の訪問看護ステーション

ご挨拶

はじめまして、ヴェンデ訪問看護ステーションです。この度新たに新横浜を中心に訪問看護ステーションを開設いたしました。これから皆様とのご縁を大切に地域医療スタッフの一員として精進してまいりたいと思います!

 ところで、皆様は訪問看護についてご存じでしょうか?ご家族様が在宅医療をご利用の方は既にご存知かと思いますが、家族みんな健康だし、初めて聞いた!という方もいらっしゃると思います。その為、今回は後者の皆様向けにまずは私たちのお仕事である訪問看護とは何かについてお話していこうと思います。

訪問看護ステーションについて

 訪問看護とは病気や障害があっても、住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活が送れるように、看護師がご自宅やグループホーム、サービス付き高齢者住宅などに訪問し、看護ケアを提供するサービスです。ご年齢に関係なく、介護保険や医療保険により利用ができます。サービスの主な内容としては自立支援と生活の質(=QOL)の向上を目指し、療養生活を支援します。(具体的なサービス内容については弊社ホープページのサービス概要に細かく記載してますので参考にしてください。)また医師やケアマネージャー等と連携を図り、様々な在宅ケアサービスの使い方を提案します。必要に応じて理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等も訪問することがあります。

高まる在宅医療の現状と訪問看護

 上記で訪問看護について何となくのイメージを持っていただけたかと思います。次に日本の高齢化率のお話を少し交えさせていただきます。皆様も何となく耳にしたことがある日本の高齢化問題。2022年6月、内閣府の発表によると、日本の高齢者(65歳以上の方)の人口は3,621万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)は28.9%となり、年々増加傾向にあり、20年後の2042年には3,935万人にまでなると予想しているとのこと。この超高齢化社会に対し日本の少子化問題も重なり、今の働き世代が高齢者の仲間入りをした時に医療提供をできる次の働き世代がどれ程いるのか…考えたくもないですね。       

 日本特有の超高齢化社会や現在第7派が予想される新型コロナウイルスにより、入院したくても出来ない状況であったり、必要な医療が受けられないといったことも身近で起きる可能性があります。そんな現状において在宅医療の需要が高まってくるのは容易に想像ができてしまいます。ご両親やご兄弟、さらにはご自身が今後何らかの病気や障害を持ってしまい、日常的に看護ケアが必要になった時に、住み慣れたご自宅等で訪問看護を利用するというのも一つの選択肢として持っておくといいですね。

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_1.html