在宅医療 訪問看護

在宅医療の全体について

皆様こんにちは!今回は前回お話した在宅医療についてさらに掘り下げてみようと思います。まず下の図が在宅医療の全体像となります。

 中央の利用者の皆様は訪問看護を検討している方とそのご家族様となります。その利用者の皆様を中心に我々訪問看護スタッフやかかりつけのお医者様、その他の医療従事者との橋渡しをしてくれるケアマネージャーや行政の方々など、様々な職種の人たちが連携を取り、利用者の皆様がより良く暮らしていけるようサポートをいたします。

訪問看護ってどうやって使うの?

 では実際に訪問看護を利用しようとした時どうすればよいのか?ここでは要介護認定を受けた方を対象として話を進めいていきます。訪問看護を利用する際の流れとして大まかに2つ説明していきます。

①ケアマネージャーやソーシャルワーカーにより訪問看護の情報を提供してもらう。

病院からの退院時や要介護申請後在宅医療が必要になった際にソーシャルワーカーやケアマネージャーから利用者の皆様に提供可能な訪問看護ステーションの情報を提供してもらったり、かかりつけのお医者さんと一緒に訪問看護ステーションを選べます。

②利用者の皆様が直接相談する

かかりつけのお医者様や、お近くの訪問看護ステーションに直接相談していただきます。その際お医者様からの訪問看護指示書が必要となってきたり、医療保険や自費での利用になることもありますので、その点もしっかり相談することをおすすめします。(当事業所への相談はこちら045-633-4094)

上記のように訪問看護の選定が行われていきます。また利用する訪問看護が決まってからすぐにサービスを利用できるわけではない為、訪問看護が必要になった場合や予測される際は早めの行動を心掛けていただいたほうがいいでしょう。

さいごに

 訪問看護は利用者の皆様の生活や人生に深く介入し長期間の関りが想定されます。それは利用者の皆様の人生の終末を一緒に過ごさせていただくこともあるでしょう。その為スタッフと利用者の皆様との信頼関係がとても重要になると私は考えております。しかし対人関係はどうしても合う合わないが生じてしまうのも仕方ないこと。利用者の皆様にはより良い関係を築ける訪問看護スタッフに巡り合えることを心から願っております。